「公文のトロフィーって実際どのくらいの子がもらえるの?」
「あのオブジェ、たまに見るけど本当にそんなにすごいの?」
この記事では、公文式(KUMON)に通う子どもたちの中でもごく一部だけが手にする「トロフィー(オブジェ)」について、もらえる条件や割合、実際のすごさまで、わかりやすく解説します。
実際にうちの子がもらったときの年齢や進度も紹介しますね。
保護者の方やこれから公文を始めようと考えている方にとって、モチベーションアップの参考にしてもらえると嬉しいです。
Contents
公文のトロフィーがもらえる子の割合はどれくらい?
まず、公文のトロフィー(オブジェ)は、すべての学習者に配られるものではありません。
実は、全国のKUMON生の中でも限られた子どもたちだけが受け取れる特別な賞なんです。
この章では、トロフィーをもらえる子の割合について、くわしく紹介していきます。
全国のKUMON学習者の中でもごく一部だけがもらえる
公文式に通う子どもたちは、全国でおよそ40万人以上いると言われています。
しかし、トロフィーをもらえるのはその中のごく一部です。
実際にトロフィーが贈られるのは、進度が非常に高い「上位進度者」に限られています。
割合としては、上位10%未満、場合によっては5%以下という非常に狭き門となっています。
つまり、100人公文に通っていても、そのうちトロフィーを手にできるのは数人程度というわけです。
学年を大きく超えた教材を進んでいる子が対象
公文では、自分の学年よりもかなり先の教材に進んでいる子どもたちが「高進度者」と呼ばれます。
たとえば、小学2年生で中学1年レベルの教材を学んでいる場合などがこれに当てはまります。
トロフィーをもらうには、自分の年齢を超えた進度で学習を続けていることが前提です。
しかも、ただ進んでいるだけでなく、継続して安定した成績を出していることも重要です。
教室によって差はある?
これはぶっちゃけあります!
生徒数に関わらず、毎年たくさんの受賞者を輩出している教室もあれば、オブジェ獲得者が0という教室もたくさんあるようです。
私が実際にお話した感じだと、オブジェ獲得が多いのはこのような教室かなと思います。
- とにかく高進度にこだわる先生
- 習熟度にこだわる先生
- ベテランでバランスの良い先生
割と厳しい先生が多い印象ですが、オブジェ獲得者が多いということは実力のある生徒が多いということでもありますね。
公文のトロフィーとは?もらえる条件と種類について
ここでは、そもそも「公文のトロフィーとは何か?」という基本的な部分から、もらえる条件や種類について詳しく説明していきます。
トロフィーは「高進度学習者」に贈られる表彰の一つ
公文で使われる「トロフィー」という言葉は、正式には「高進度学習者賞」や「上位進度者表彰」の中で用いられています。
進度が非常に優秀な学習者に対し、KUMON本部から贈られる記念品としてトロフィー(オブジェ)が授与されます。
このトロフィーは、非常に名誉ある賞品で見た目もとっても豪華なんです。
最初聞いたときは、よくある小さな金色のトロフィーを想像していたのですが、届いた実物は何とクリスタルガラスの凝った彫刻でまさにオブジェ!
そのため、子どもにとっても、保護者にとっても、大きな励みになる存在です。
公文のオブジェは全部で5種類
公文のオブジェは進度や学年に応じて贈られるもので、科目ごとに全部で5種類(5色)あります。
科目 | カラー |
数学 | ブルー |
英語 | オレンジ |
国語 | グリーン |
フランス語 | ピンク |
ドイツ語 | パープル |
公文の科目ごとのテーマカラーに沿っているようですね。
こちらは2024年のオブジェの画像です。
クリスタルガラスの中に柄や透かし文字が入っていて、科目ごとに少しずつデザインが違っているのも唯一感があって素敵ですよね。
デザインも毎年大きく変わるこだわりようで、うちの子供たちもとても楽しみにしています。
公文のオブジェは教室で購入できる?
公文のオブジェはどれも非売品で市販されていないため、手に入れるには「高進度者」として表彰されるしかありません。
実は長男が過去にオブジェを貰った直後に、まだ小さかった弟がぶつけて欠けてしまい、長男が大泣きしてしまったことがありました。
先生が本部に掛け合って下さったのですが、余分には作っていないので交換はできないとのことでした。
先生でもサンプルの購入すらできないんだそうです。
公文のオブジェはなぜすごいと言われるのか?
ここからは、「なぜ公文のオブジェがそんなにすごいのか?」という疑問に答えていきます。
見た目がキレイなだけでなく、その価値にはしっかりと理由があります。
全国でもごく少数のトップ進度者だけがもらえるから
オブジェをもらえる子どもたちは、進度だけでなく、全国ランキングの上位に入るような成績をおさめていることが多いです。
全国でも数百人レベルしかいない、まさにトップクラスの学習者だけが手にする賞です。
これは学習時間の管理だけでなく、家庭でのサポートや本人の意欲、教室の質など、さまざまな要素が重なった結果といえます。
それだけに、受賞の瞬間はとても特別で、家族にとっても一生の思い出になることが多いです。
公文のオブジェは非売品で希少価値があるから
公文のオブジェはどこでも買えるものではなく、完全非売品です。
そのため、手に入れるには「条件を満たして表彰される」以外に方法がありません。
また、毎年デザインが変更されるため、その年のデザインはもう二度と生産されません。
この希少性が、オブジェの価値をさらに高めています。
同じ学校や地域の中でオブジェをもっている子がいれば、それだけで注目を集めることもあります。
公文のオブジェは見た目もきれいでかっこいい!
先にも触れましたが、公文のオブジェは他で調達できるような、いわゆるトロフィーのようなものではありません。
本格的なクリスタルガラスでできていて重さもずっしりしています。
デザインにカットされたクリスタルガラスの中に、透かしの柄や文字が刻まれていて、角度や光の加減で見え方が変わるのがとてもおしゃれです。
いかにもなトロフィーと違って、おしゃれなインテリアとして飾っておけるようなデザインでした。
毎年もらって並べておくのもカッコイイですね。
我が家で公文のオブジェをもらった学年と進度
わが家の長男も、公文を続けてきた中でオブジェをもらった経験があります。
長男が初めてオブジェを受け取ったのは、小学1年生のときでした。(実際に届いたのは2年生の6月頃)
そのときの進度は、数学でE教材、国語はEⅡを学習中でした。
始めたのは年長の春からなので、かなりハイペースかなとは思います。
日々どのくらいのペースで進んできたかはまた別記事でお伝えしますね。
まとめ:公文のトロフィーがもらえる子の割合とオブジェのすごさについて
公文のトロフィーやオブジェは、学年を大きく超えた進度で学び続ける子どもたちだけに与えられる、非常に名誉ある賞です。
最初、先生からトロフィーもらえるよ!と言われてもピンと来てなかった息子でしたが、実物を見て目を輝かせて喜んでいました。
だれでも簡単にもらえるものではないことを知って、息子は自己肯定感が上がったようです。
オブジェはその希少性と努力の証として、家庭でも子どもの自信を育てる大きな力になります。
これから公文を始める方も、続けている方も、「いつかこのトロフィーをもらえるように」という目標を持つことで、日々の学習への意欲が高まるのは良いことですね。
お子さんがオブジェを手にしたときは、すごく誇らしいよ!っていっぱい褒めてあげて下さいね。
コメント